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「うちの子、大丈夫?」中学生の友達関係といじめの不安

こんにちは。大仏コーチングです。

今回は中学生の友達関係と自己理解についてお話しいたします。

中学生の子どもを持つ親御さんにとって、友達関係のトラブルやいじめは大きな心配事の一つです。

「うちの子、学校でうまくやれているのかな?」「友達とトラブルになっていないだろうか?」

そんな不安を抱えながら、見守っている方も多いでしょう。特に、SNSやLINEの普及によって、見えないところでのトラブルが増えている現代では、なおさらその心配は尽きません。

私自身も、中学時代は野球部だったので周りから見ると「仲間がたくさんいて楽しそうに見えていた」かもしれませんが、実際は孤独でした。友達がいないわけではなかったものの、どこかで「本当の自分を出せない」「心から安心できる友達がいない」と感じていました。

その理由を深く理解したのは、大学4年生になってコーチングに出会ってからです。

過去を振り返ると、人間関係の悩みの原因は「自己理解の不足」にありました。

だからこそ、私は子どもたちに「自己理解を深める授業」を義務教育の中に導入したいと考えています。

なぜなら、友達関係やいじめの問題を根本から解決するためには、子どもたちが「自分を知ること」が必要だからです。自分の価値観を理解し、自己肯定感を高めることで、無理に友達に合わせたり、自分を押し殺したりせずに済むようになります。また、他人との違いを受け入れる力が育つことで、いじめが生まれにくい環境をつくることもできます。

友達関係のトラブルを防ぐために

中学生になると、友達との関係がより複雑になります。小学生の頃のように「一緒に遊ぶ=友達」という単純な関係ではなくなり、価値観の違いやグループ意識が強くなります。そのため、次のようなトラブルが発生しやすくなります。

1.「友達が自分を避けている気がする」
2.「グループの中で自分だけ浮いている気がする」
3.「友達とのLINEの返信が遅くて不安になる」
4.「無視されたり、悪口を言われたりしていないか心配」

親としては、こうした悩みにどう対応すればよいのでしょうか?
まず大切なのは、子どもが「自分の気持ち」を話せる環境をつくることです。 「最近学校どう?」と聞いても、「別に」「普通」と返ってくることが多いかもしれません。でも、「今日一番楽しかったことは?」「最近、気になっていることある?」と具体的に聞いてみると、子どもも話しやすくなります。
また、親が「正しい答え」を教えようとするのではなく、子どもの話をじっくり聞くことも重要です。 例えば、「友達に無視されている気がする」と言われたとき、「そんなことないよ、気のせいだよ」と否定してしまうと、子どもは「自分の感じたことを話しても無駄なんだ」と思ってしまいます。
それよりも、「それはつらかったね」「どうしてそう思ったの?」と気持ちに寄り添うことで、子どもは「自分の気持ちを大切にしてもいいんだ」と感じることができます。

いじめのサインを見逃さない

いじめの問題は、中学生の親にとって最も気になるところです。 しかし、いじめは目に見えるものばかりではありません。直接的な暴力だけでなく、言葉によるいじめや、仲間外れ、無視といった形で現れることもあります。特に、SNS上でのトラブルは親が気づきにくく、深刻化しやすい問題です。
いじめに遭っている子どもは、次のようなサインを出していることがあります。

•急に口数が減る、元気がなくなる
•学校に行きたがらなくなる、頭痛や腹痛を訴える
•スマホを極端に使いたがる、またはまったく触らなくなる
•食欲がなくなる、夜眠れないと言う

こうした変化に気づいたら、「何かあった?」とさりげなく声をかけてみてください。 ただし、「いじめられてるの?」とストレートに聞くのは逆効果です。 いじめを受けている子どもほど、「親を心配させたくない」「言っても意味がない」と思い、隠そうとするからです。
「最近、学校で楽しいことあった?」 「クラスの雰囲気ってどんな感じ?」 など、自然な会話の中で様子を探ってみるとよいでしょう。

SNS・LINEトラブルにどう向き合う?

SNSやLINEは、中学生にとって欠かせないコミュニケーションツールになっています。 しかし、そこには大きなリスクもあります。

•グループLINEでの悪口や仲間外れ
•既読無視・未読無視を気にしてしまう
•不用意な発言が炎上する
•顔が見えない分、言葉がきつくなる

こうしたトラブルを防ぐために、親ができることは何でしょうか?
まず、親子でSNSのルールを決めることが大切です。 例えば、

•「夜9時以降はスマホをリビングに置く」
•「知らない人とやりとりしない」
•「困ったことがあったら必ず相談する」

など、具体的なルールを決めておくと、子どももトラブルに巻き込まれにくくなります。
また、SNSの危険性をただ「ダメ」と言うのではなく、「なぜ危険なのか」を一緒に考えることも重要です。 「もし友達がLINEで悪口を言われていたら、どうする?」 「自分が送ったメッセージが誤解されたら、どう対応する?」
このような問いかけを通じて、子ども自身が考える力を養うことができます。

大仏コーチングからのお知らせ

友達関係やいじめの悩みは、親として見守るのが難しい部分も多いですが、 「自己理解を深める」ことで、子ども自身が乗り越える力をつけることができます。

•まずは子どもの話をじっくり聞くこと
•いじめのサインを見逃さないこと
•SNSの使い方について親子でルールを決めること

これらを実践しながら、子どもが安心して自分らしく生きられる環境をつくっていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
このブログが皆さんのお力に少しでもなることができたなら幸いです。


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