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中学生は「勉強しなさい」では勉強しない。

こんにちは!大仏コーチングです。

突然ですが、こんなお悩みをお持ちではありませんか?

「うちの子、まったく勉強しなくて…」

「宿題をやるように言っても、ゲームばかりで全然やらない」

「テストが近いのに、焦る様子もなくスマホばっかり…」

中学生のお子さんがいる方でこのような悩みを抱えている方は多いです。

中学生になると、学習内容が難しくなるだけでなく、部活動や友人関係などの影響もあり、学習意欲に差が出てきます。「自分から進んで勉強する子」と「言われてもなかなかやらない子」に分かれるのも、この時期の特徴です。

では、なぜ中学生は勉強にやる気を持てないのでしょうか?そして、親としてどのようなサポートができるのでしょうか?

今回は「中学生の学習意欲を高める方法」について、私自身の経験も交えながらお伝えします。

1. なぜ中学生は勉強にやる気が出ないのか?

① 目標が曖昧で、勉強する理由が分からない

「勉強しなさい!」と言われても、「なんのために?」という疑問を持つ中学生は少なくありません。特に、自分の進路や将来の夢が明確でない場合、勉強に対する意欲は低くなりがちです。

② 成績が伸びず、やる気をなくしている

「頑張っても成績が上がらない…」と感じると、勉強に対するモチベーションは下がります。「どうせやっても無駄」と思うと、ますます勉強から遠ざかってしまうのです。

③ 勉強より楽しいことがたくさんある

スマホやゲーム、SNS、YouTube…。

現代の中学生は、勉強よりも楽しいことが身近にたくさんあります。「勉強しなきゃいけないのは分かっているけど、ついスマホを触ってしまう…」という状況になりやすいのです。

④ 「やらされている感」が強い

「勉強しなさい」と言われるほど、逆にやる気がなくなるのが思春期の特徴です。

親に言われてやるのではなく、「自分でやりたい」と思えるかどうかが、学習意欲を高めるポイントになります。

2. 中学生の学習意欲を高める親の関わり方

① 「なぜ勉強するのか?」を一緒に考える

「なんのために勉強するの?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか?

「いい高校に行くため」「将来のため」

このように答えることが多いと思いますが、中学生にとっては少し漠然としています。

勉強の目的を明確にするために、

「将来、どんなことをしてみたい?」

「興味のあることって何?」

「好きな教科はある?」

といった問いかけをしてみましょう。

また、「勉強するとこんなことができるようになるよ」と具体的に伝えることも効果的です。

② 小さな成功体験を積む

成績が上がると、自然と勉強へのモチベーションも高まります。

そのためには、「できた!」という成功体験を増やすことが大切です。

例えば、
・簡単な問題を解いて「できた!」と実感させる
・「昨日より10分多く勉強できた!」と達成感を味合わせる
・小テストで点数が上がったら、一緒に喜ぶ

このように、小さな成功を積み重ねることで、自信がつき、勉強に対する前向きな気持ちが生まれます。

③ 学習環境を整える

勉強に集中できる環境を整えることも大切です。

・スマホやゲーム機を手の届かない場所に置く
・一緒に勉強する時間を決める
・リビングで勉強する(親の目があると集中しやすい)

また、「勉強しなさい」と言うのではなく、親が本を読んだり学ぶ姿勢を見せるのも効果的です。子は親を見て育ちますので、勉強してほしいなら親自らが勉強し、背中を見せましょう。

④ 「努力の過程」を認める

「テストで100点を取ったら褒める」ではなく、

・「昨日より集中していたね」
・「ノートのまとめ方が工夫されているね」
・「コツコツ頑張っているのが伝わるよ」

と、結果ではなく努力の過程を認めることが大切です。
これにより、「やればできる!」という自信につながります。

3. 大仏コーチングの経験から伝えたいこと

私自身、中学生の頃は勉強があまり好きではありませんでした。
特に中学3年の夏くらいまでは、「やらないといけないから勉強する」「兄弟と比較されるのが嫌だから勉強する」など、やらされて勉強している感覚でした。成績も良くなかったです。ですが、行きたい高校が明確になった時、初めて自発的に勉強するようになりました。高校に入学するためではなく、その高校に入って何をしたいのか?目的を明確にできたことで、勉強をやる理由を見出せたからです。そこから徐々に成績も良くなり、少しずつ勉強への抵抗がなくなりました。

この経験からも、「何のために勉強をするのか?」を明確にすることの大切さを実感しています。そのためには、将来の夢や目標を明確にすることは必須です。

4. 中学生の学習意欲を高めるために、今日からできること

・中学生と一緒に「勉強する目的」を考えてみる
・小さな成功体験を積む工夫をする
・勉強に集中できる環境を整える
・結果ではなく、「努力の過程」を認める

いくつか今日からできることをお伝えいたしましたが、一番大切なのは「自己理解」です。「勉強しなさい!」と言わなくても、自分から学ぶ姿勢を持てるようにするためには、子供の自己理解を深めることが必要です。「どんな人になりたいのか?」「何に関心があるのか?」「何が得意なのか」等、自分を知ること、すなわち、自己理解を深めることが大切です。どんな人間になりたいのかを明確にし、そのために勉強が必要だと思うのであれば、何も言わなくても自発的に勉強するようになります。

お子さんの未来のために一緒にサポートしていきましょう!

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最後まで読んでいただきありがとうございます。
このブログが皆さんのお力に少しでもなることができたなら幸いです。


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